AVR MacPack 20080514

Mac OS X用AVR開発ツールセット AVR MacPack のバージョンアップがありました.

関連ツールを一ヶ所にまとめてインストールしてくれるのがありがたいので,最近はこれを使っています.WinAVRに対抗しているのかどうか知りませんが、各ツールのバージョンは新しめです.

  • avarice: 2.7
  • avr-libc: 1.6.2
  • avrdude: 5.5
  • binutils: 2.18
  • gcc-3: 3.4.6
  • gcc-4: 4.3.0
  • gdb: 6.6
  • libusb: 0.1.12
  • make: 3.81
  • simulavr: 0.1.2.5

MacPortsにもAVR関連のツールはいくつかあります.port sync としてから port search AVR で検索すると次のようになりました.

  • avr-libc: 1.4.4
  • avrdude: 5.5
  • avr-binutils: 2.16.1
  • avr-gcc: 4.0.2
  • avr-gdb: 6.7.1

Finkは使っていないのですが,web でパッケージを検索するとこうなりました.

  • avr-libc: 1.4.6-1
  • avrdude: 5.5-1
  • avr-binutils: 2.17-1
  • avr-gcc: 4.2.0-1
  • uisp: 20050207-1001

Arduino Nano

Mini が届いてから知ったのですが,Mini にUSBシリアル変換器(FT232RL)を詰め込んだような Arduino Nano というのが出るそうです.ICSPヘッダも出ています.生産は Gravitech 社で,Adafruit から出ている USB Boarduino よりさらに小さくなっています.現在予約受付中だそうです.

マニュアル(PDF)に載っている写真をみる限り,これも足がピンヘッダのようです.

Diecimila と Mini

XBee と一緒に届いた DiecimilaMini です.自作したけど本家も欲しくなって注文していました.青い基板がおしゃれです.秋月の部品が目立つ自作基板と並べると差が目立ちます.イタリア男 vs. 秋葉系.

以前書きましたが,Diecimila の基板ではD8〜のピンソケットだけ穴が100milのグリッドにのっていないため,ユニバーサル基板でシールドを作るのがちょっと面倒そうです.実物が来たのでさっそくピンヘッダを合わせてみましたが,やはりだめでした.無理矢理入れられる位置でもありませんでした.誰も文句言わなかったんでしょうかね.

あとちょっとびっくりしたのですが,Mini の足にはピンヘッダが使われていました.これではICソケットには刺さらないので(ブレッドボードならなんとかなりますが),秋月で売っている両端オスの丸ピンソケットに付け替えたくなります.